僕たちオカメインコ、文鳥もだけど…ウロコインコってとっても人気がある鳥さんだよね
性格も明るくて頭が良くて、色もとってもきれいなインコだよね!
今回はそんなウロコインコについて紹介するよ!画像はぜんぶSNSから掲載OKをいただいた可愛い子たちだよ♪
ウロコインコの魅力がたっくさんの記事なので、楽しく読んでもらえたら嬉しいな♪
ウロコインコの基本データ
数あるインコの中でもかなりの賢さと愛らしい見た目やかわいい動きが大人気のウロコインコ。一度はまると「ウロコ沼」に落ちるとまで言われるその魅力は、いったいどこから来るのでしょうか?
最近では一般ペットショップやホームセンターなどでも見かけることが多くなり、その人気の高さを知ることが出来ます。
野生のウロコインコは南米のボリビア・ブラジルの熱帯雨林に生息していて、数十羽の群れで暮らしています。ウロコ好きにとってはウロコまみれの天国でしょうね♡
胸元にウロコのような模様が見られるので「ウロコインコ」と名が付いていますが、その色変わりや亜種の多さは両手でも足りないほど!
たくさんの種類や色変わりについてはまたの機会に紹介するとして、まずはウロコインコの基本データから。
からだの大きさ
大きさはどの種類もほぼ同じで、体長は25㎝~30㎝。しっぽが長いので、体自体は15cmくらいでしょうか。体重は60g~80g程です。
ウロコインコは中型インコに属していますが、180gほどのシロハラインコも中型なので、比べてみると結構小さめの中型さんです。
セキセイインコとオカメインコの間くらいで、片手にちょうど収まるサイズ感です。手乗りの子だと手のひらのくぼみにすっぽりはまったかわいい姿を見せてくれることもあります^^
性格
個体差があることは大前提ですが…
- 陽気で明るい
- 賢い
- 人懐こい
- 仲間意識が強い
- 感情表現が豊か
- 嫉妬心が強い
などが挙げられます。表情もとても豊かで、今まで鳥を飼ったことがない人がウロコインコを飼うと鳥の概念をぶっ壊してくれます(とてもいい意味でw)。
食べ物
基本は他のインコと同じです。ペレット、シード、青菜、果物、ドライフルーツやヒマワリの種などのおやつなどなど。野生化では主に果物や農作物(野菜や種子)で、消化手助けの為の土や岩なども口にしています。
主食のお勧めはやはり総合栄養食のペレットです。今は色んな種類があり、お店によっては小分けにされたサンプルなども売られているので、いろいろ試しておうちの子にあったペレットを探しましょう。うちの子はなかなかペレットに慣れず、シナモンウロコのももこは完全移行まで2年かかりました。最終的にズプリームフルーツブレンドに落ち着きましたが、黄色は必ず残します。そんなところも人間臭さがあってかわいいから許しちゃいます(笑)
シード慣れしている子は無理に移行しなくてもよいですが、シードのみではビタミンやミネラルが摂れず、どうしても栄養が偏ります。野菜などのビタミンが摂れる副菜、鳥さん用のサプリなどを一緒に与えてて、栄養が十分に摂れるようにしてください。
我が家はペレット8:野菜&果物1.5:おやつ0.5くらいの割合です。メイン食がペレットなので、体調がいい今はサプリは与えていません。
おやつはあげすぎると主食を食べなくなる(お腹いっぱいになっちゃう)のでたくさんは与えませんが、人間と同じでいつものごはんと違う特別な食べ物があるとインコたちも食事をより楽しめるようになります。栄養バランスや体調を考えながらちょっとずつあげてみましょう!
寿命はどれくらい?
Web検索や獣医さんに聞いたことをまとめると「15~20年」の意見が多いかなと思います。少し前は10年ほどというデータが多かったのですが、今は餌も選べて温度調節もしやすく飼育環境がかなり良こと、また医療がかなり充実してきたこともあり、ちょっと伸びたのかなと言う嬉しい印象です。
どの鳥さんにも言えますが、先述の餌の栄養バランスの良さや獣医での定期健診がかなりのカギになると思います。
データや人の意見だけに左右されず、どの子も「健康に長生き」できるように、飼い主が毎日しっかりお世話を続けていくことが何よりも大切です!
喋るの?
かなりの頭脳の持ち主のウロコインコですが、一般論でいうなら…お喋りは下手です(笑)活舌が悪くて聞き取りにくい感じがしますが、一生懸命カイヌシにアピールしてくれる姿はとってもかわいいです。
へたくそとは故、よくお喋りをするとされるヨウムや白色オウムなどに比べたら~なので「オハヨウ」「オイシイネー」「〇〇チャン」などの短い単語を話す子は結構いると思います。
我が家の2羽のウロコたちは「オハヨウ」「アケミ!」「(自信なさそうに小声で)モモチャン…」の3語を覚えています。どちらもメスです。ややダミ声で、発声の一部として発しているように思えます。
お値段の相場
比較的手に入りやすい種類のホオミドリ(ノーマル)、ワキコガネ、シナモンは3万円~4万円ほど。ゆとり屋の子たちはみんな3万円ほどでお迎えしました。
パイナップル、ブルー系のノーマル&ワキコガネは6万円前後の子が多いです。色がよく出ている、差し色が入っているなどの理由で希少性が高い子はもう少しお値段が上がります。
他にもブルーシナモン、ブルーパイナップルは8万円ほど。
サンチークやバイオレット、ミントなどのレアカラーだと10万円を超える種類もいて、ウロコ界最高峰レアカラーと呼ばれるルチノーは30万円オーバー、時には値段が付けられない…ということも。
ちなみに色によって性格はあまり変わらないです。また、色が変わってもウロコ同士は仲良くしてくれるので、多頭飼いの方の中にはぜんぶ違う色の子をお迎えして色変わりを楽しんでいるよ!という方もいらっしゃいます^^
ウロコインコの沼を紹介
さて、この記事はここからが本番。ウロコインコがなぜ人気なのか。どこが可愛いのか。どこに沼があるのか。たっぷり紹介していきます!
元気な姿に飼い主もつられちゃう!
ウロコインコは温厚な性格の持ち主ですが、とても活発な一面もあるインコです。ケージの中でも放鳥中でも、色んなものを”ターゲット”にして遊びます。ゆとり屋のオットマンは普段は眼鏡をかけていますが、ウロコたちにとっては格好のおもちゃ!かわいい子のすることなので、オットマンも渋々許しているようです(笑)
市販のおもちゃだけでなく、飼い主さん手作りのおもちゃや100円ショップのミニチュアなどを使って遊ばせている方をよく見ます。みんなウロコたちが楽しんでくれるようにと一生懸命なんです♪
そしてたまに見せてくれる謎のウロコダンスがありまして、縦に横に体を揺らして全身で「ひゃっほー!」と言わんばかりの楽しさを表現してくれます。下の動画は我が家の先代ウロコ、コロちゃん。彼女は毎回横揺れでしたw
仲良しな姿に毎日癒される!
ウロコインコはとても人懐こく、また仲間意識が強い子が多いので、多頭飼いのウロコインコ同士・他種のインコ同士でも仲良くなれる個体が多いです。
多頭飼いが多い印象のウロコインコですが、みなさんこのモフモフたちのモフモフ姿に日々癒されていることでしょう。ゆとり屋のウロコたちもとても仲が良いので、お団子みたいになっている姿を見られて毎日幸せです♡
寝姿がたまらん!
飼い主を信用したウロコインコの寝姿は想像以上の可愛さ!時にはまるで人間のようにあお向けになって「zzz…」と熟睡している姿を見ることも出来ます。
羽のもっふりもですが、わたしはウロコが目をつぶった時の「コーヒー豆」のような目が大好きです。こんな風に寝ている姿を拝めるのは安心しきっている証拠、この姿を見られるのはカイヌシ冥利に尽きます!
世界に発信したい「にぎコロ」の破壊力
セキセイインコやオカメインコに比べて転がることが得意なウロコインコですが、手の中であお向けになって、そのままへそ天状態のポーズを見せてくれることがあります。
この至高のポーズのことを「にぎコロ」と呼びます。にぎにぎコロンです。ウロコを飼いたい!という人の中にはこのにぎコロに憧れるという方も少なくないと思います。
ではここで、にぎコロ画像をまとめて紹介。
やばいですね、にぎコロ。左側2枚の子たちなんか、そのまま寝ちゃってますからね。なんて可愛い…可愛いの洪水…。無防備にもほどがあります。完全に安心して、野生を忘れてくれている…。
転がることが得意とは書きましたが、あお向けにされるのが苦手な子もいます。SNSで見たから!動画で撮りたいから!などと人間の都合で無理やりあお向けにするのは信頼関係にひびが入ってしまいます。うちのウロコも1羽はやりますがもう1羽は絶対拒否です(笑)やらない子はやらない、やらないならやらせない。無理に転がしてウロコインコのストレスにならないように注意してくださいね。
ウロコグッズはかわいい!
ウロコインコ自体が可愛いのは当然ですが、かわいい我が子のグッズがあったら…家でも外でも一緒にいられたら…と思う方は少なくないと思います。
そんなカイヌシさん達に朗報!2年ほど前は「ウロコない…ウロコない…」と探し回っていたことも多かったでしょうが、ウロコインコグッズは年々増えています!
みんな「うちの子カラー」のウロコちゃんグッズですねー!みんなそっくり^^オーダー可能な作家さんもたくさんいらっしゃるので、ちょっとレアなカラーの子や模様に特徴がある子はオーダーを願いするのも◎ですね♪
ちなみにゆとり屋ウロココレクションの一部です。
うちはワキコガネとシナモンなので、売られている物そのままお迎えしても大満足。たまにオーダーで作っていただくこともありますが、特徴をそのまま表現してくれるので喜びが半端ないです!
ゆとり屋でもウロコちゃんTシャツ作ってますので、ウロコ主張したい方はぜひご覧ください٩( ᐛ )و
まだまだ伝えきれないウロコの魅力…!
ウロコまみれ、ウロコオンリー記事。いかがだったでしょうか。お楽しみいただけましたでしょうか。
書き足りないことや補足したいこと、紹介しきれていないウロコちゃん画像がまだまだたくさんあるので、折を見て「色変わり紹介」や「ウロコと暮らすということ」のような記事も書けたらと思っています!乞うご期待。
ウロコインコを飼い始めるとウロコインコから抜け出せなくなる…という声をよく耳にするのですが、本当によくわかります。わたしも一生ともに過ごしたい鳥さんです!
ウロコちゃんと一緒に暮らしてみたいな…と思っている方の参考になれたら嬉しいです。
最後になりましたが、この記事を作成するにあたりTwitte、LINEからたくさんのウロコインコの画像をご提供いただきました。皆様、本当にありがとうございます!日本のみならず台湾の愛鳥家さんからも応募いただき、どの子もみんな可愛すぎて選ぶのに時間も記事内容もが足りませんでした💦今回紹介しきれなかった子たちも、今後ウロコ記事を書くにあたり登場してきますのでお楽しみにです♪