静岡県掛川市──と聞いて、鳥好きなら「!」と思い浮かぶ唯一無二のテーマパークが存在します。
そう、掛川花鳥園です!!
鳥に生き、鳥に生かされている私も大好きな掛川花鳥園。今回は掛川花鳥園の楽しいスポット、かわいい鳥さん、ゆとり屋推薦の鳥さんたちを紹介します!
写真多め、鳥愛たっぷりの記事になっていますので、掛川花鳥園に行ったつもりで楽しく読んでくださいね♪
※記事内の写真は2019年2月~2021年8月のものを使用しています。
掛川花鳥園って、どんなところ?
東名高速、掛川インターから車で5分。東海道新幹線の掛川駅からも歩いて15分ほどの立地にある、世界に誇る”鳥たちの楽園”が掛川花鳥園です。
鳥たちの楽園とは言いましたが、正確には鳥好きの楽園。物心ついたころから鳥を愛し、鳥にまみれ、鳥中心の生活をしているゆとり屋かつみ。わたしも掛川花鳥園の大ファンの一人です。
鳥好きとしてはどうしてもメインが鳥に行きがちなのですが、花鳥園と言うだけあってお花の魅力もいっぱい!温室内は年間通して色とりどりの花々を楽しむことができ、特に睡蓮ゾーンは写真スポットとしても有名です。
さぁ、入場だ!
まずは正面入り口、この門構え。ででん。
近くにある掛川城とコラボしてんじゃないかと思わせる、重厚な和の構え。渋めのお迎えに、ここ本当に鳥と花の園?と一瞬戸惑いますが──
のれんを抜けるとそこは、モッフリの世界だった
入口のビニールのれん(?)をくぐったら、まず入場券を購入します。
・大人1300円
・子供600円
(詳細はこちらの掛川花鳥園公式サイトの「入園のご案内」をご覧ください、ページ下部にあります)
そしてこちらのガイドマップをゲット!園内の案内やイベントのことなどが書かれていますので、遊ぶ際にはぜひこちらを見てくださいね♪
ちなみに今回はこのルートでご紹介していきます。
ではいざ参りましょう、鳥、鳥、鳥!!濃厚な鳥の世界へ!!!
入場口すぐ右のちょっと薄暗いゾーンには…鳥界の美形スナイパー、フクロウたちがホホホと鎮座しておられます。ここだけで何羽のフクロウがいるの?ってくらいたくさんいます。そして彼らのほとんどが
ほぼ動かない。
ので、写真は撮り放題です(鳥さんのためにフラッシュはNGですヨ!)
なんなら入場の時と帰る時でほとんど動いていない子もいます。アクロバティックなフクロウさんが拝みたい方は、ぜひバードショーを見て下さい!
フクロウコーナーとは言いましたが、ワライカワセミやオオハシもいます。
いきなりの追撃に心のキュンが抑えられそうにありませんが、一通りフクロウコーナーを堪能したら次に進みます。じゃないと一日が終わります。そして待ち受けているのが…
~物欲のダイレクト刺激、お土産コーナー~
視線をそらそうとしても絶対目に留まります。だって、全部かわいいだもの。勝手に足が止まっちゃいます。が、「ちょっと下見…」とか言ってると時間がなんぼあっても足りません。
ここはグッと自分を抑えて足を前に進めましょう。先ずは鳥です。おススメの鳥グッズなどは次回たっぷりご紹介します。
グワグワまみれ!水鳥ゾーン
そしてビニールのれん(その2)を潜り抜けると、そこに待ち受けるのは──
それぞれプールのような池が設置されていて、超至近距離でペンギン、オシドリ、コールダックなどの鳥さんを拝むことが出来ます。
鳥さんたちも慣れたもので「よく来たね」と言わんばかりにわたしたちをお迎えしてくれます。ここで手にしたいのは、これ。
じゃじゃん。鳥たちの心をグっととらえる
餌です。
こちらは花鳥園内各所に設置されている「鳥のごはんやさん」です。1つ¥100~販売していて、鳥の種類によって食べ物の種類も変わります。
ふれあいチケットを買っても◎、たくさん餌をあげる予定の方は¥500払うと¥600分のチケットがもらえるのでお得です!
園内の数か所にこんな感じで「鳥さんがいまお腹減っているのかな?餌あげられるかな?」の目安が書かれた地図があるので、このMAPは要チェックです!
なお、水鳥たちにはペレット的な物をあげることが出来ます。これをもって鴨ちゃんズに近づくと…さぁ始まったよ、パラダイスの時間だぜ!
鳥が!
わたしを!!
求めている!!!
わたし以外の人からも同じものをもらっているだろうに、キラキラとしたつぶらな瞳でわたし(の左手)を見つめてくれます。なんぼあっても足りません。
ペンギンさんには特別な餌の支給が必要なので、ご飯をあげてみたい!と言う方は「ペンギンにご飯をあげよう!」というイベントに参加してください。わたしは行くたびにお給仕しています。
こんな近くで猛禽類
水鳥たちと戯れたら、次はいよいよ室内ゾーン。
扉を開けるとすぐ目の前に、記念撮影ができるスポットが!日付が書かれているので、良き思い出に一枚パチリしてください。背景がお花まみれになるのでとにかくきれいです。
一つ目のゾーンはお食事スペースがメインですので、ここはまた後で来るとして…さっそく右側の扉へ進みましょう。
扉をあけると、そこは「わくわくイベント会場」。定時になると開催されるバードショーを見られるスポットです。え、じゃぁバードショーがない時は特に何もないの?と思われたあなた。すぐ左手をご覧ください。
じゃん。
じゃじゃん。
じゃじゃじゃじゃん!
見て下さい!この至近距離で!!猛禽類がモフっとしているこの姿!!
ケージなしの仕切りの向こうに切り株が設置されていて、その上でフクロウ、タカなどのいわゆる猛禽類たちがおとなしく待機しています。普段なかなか見る機会がないので、ここぞとばかりに観察&撮影を楽しむゆとり屋、猛禽たちは優しい目線でわたしを見つめてくれます。本当いつもありがとう。
ケージ内ではありますが、インコやオウムも見ることが出来ます。中にはショーに参加する子もいて、ここで態勢を整えてらっしゃるんだな…となめるように観察してしまいます。
これを天国と言わずしてなんという。カワイイが押し寄せてきてゆとり屋はすでに心がめちゃくちゃです。ちなみにいつもここを通り過ぎるまで1時間かかります(笑)
リンゴを手にすればインコハーレム
さて、猛禽さんをじっくり楽しんだ次は──
掛川花鳥園のメインともいえるスポット、睡蓮ゾーンにやってきました!
ここはフロアの中心に睡蓮プールとオオオニバスのプールが設置されていて、広い温室内を鳥たちが自由に飛び回っています。ここで見ることが出来る鳥は
- コガネメキシコインコ
- ナナイロメキシコインコ
- ワカケホンセイインコ
- キンケイ
- キンムネオナガテリムク
などなど。メキシコインコは懐いている子が多いので、餌のリンゴを手に取ると肩や腕に飛び乗ってきますよ♪
※お腹がいっぱいの時は無視されますが、その時はそっと優しく観察するのみにしましょう!無理に追いかけるのは絶対にNGです×
たまにメキシコインコが群れを成して温室中を一斉に飛ぶ!なんていうアクロバティックなシーンも見ることが出来ます。これを写真に撮れたらラッキーですね♪
つい先日掛川花鳥園に行った際は、こんなかわいいコガネメキシコちゃんに出会えました。この時のわたしはうっかりリンゴを所持しておらず、この子はただ私にモフられるだけの時間を過ごしてくれたんですが…ちょっともう、モフみがすごすぎて声が気持ち悪くなりましたw
このあとリンゴ食べるだけ全部あげました。ありがとうコガネちゃん…アイラビュー…。
近寄ってくる鳥さんだけでなく、足元にもかわいい子たちがモショモショと。
なにやらみんなで穴掘りをして楽しんでいる様子。この三羽ちゃんは昔っからの仲良しさんで、掛川花鳥園スタッフブログにも登場したことがあるんですよ!ぜひ↓の記事も読んでみてくださいね^^
超近距離!エボシドリ
広ーーーい温室をまっすぐ進むと、白い二重扉があります。そこを通り抜けると、今度はまたもや違う種類の鳥たちがお出迎え!
こちらでは看板にもあるエボシドリやヘラサギをはじめ、ウロコインコ、イワシャコ、クジャク、ボウシインコからアケボノインコまで、いろいろな種類の鳥さん達が間近で観察できます。
もちろん餌を喜んでくれる子もいますので、ここでもリンゴ・小松菜などを調達。
個人的にここのゾーンが一番好きで、ついたくさん写真を撮ってしまいます。エボシドリ系の子はご飯もりもり食べてくれるので、リンゴ何個あっても足りないです!貢いじゃう!
さて、この中でゆとり屋オススメ、ぜひじっくり見て欲しいのはこの子!
白孔雀さん!なんて美しい、なんて妖麗!!写真では上空の枝に止まっていますが、床にいることも多いのでそこそこの距離でお近づきになることもできます。ボワっと飾り羽を広げてくれることもあるので、見たい方はロングでこの部屋で待機してください٩( ᐛ )و
ついに来た!ハシビロコウゾーン
そしてこの部屋の奥にある扉を開くと…
いました!大人気というか常に人気No.1の鳥さん、ハシビロコウのふたばちゃん登場です。動かないといわれるハシビロコウですが、ふたばちゃんは意外と動く気がします(わたしが行くときは、だけども。。。)
飼育員さんがいる時とかはいつもと違った表情を見せてくれるので、ハシビロコウファンの方はここで待機しているのも楽しいと思います。運がいいと飛翔シーンも見ることが出来ますよー!
大人気とあって、ハシビロコウについての展示がたくさんあります。ハシビロコウ博士目指して、こちらの展示コーナーもぜひ楽しんでください(*’▽’)
バナナみたいなくちばしがキュート!オニオオハシに会えるゾーン
愛しのふたばちゃんコーナーを背に、一度睡蓮プールのあるゾーンへ戻ります。そのまま右沿いにすすむと、また新しいゾーンへの誘いが!
この扉を抜けると、先ほどとはガラっとかわって水辺に生息する鳥たちがお迎えしてくれます。
浅めのプールに、フラミンゴやショウジョウトキ、セイタカシギなどの水辺の鳥さん達がお待ちかね!
多分、鳥の密集率で言ったらここが一番だと思います。セイタカシギが一斉に移動するのを何回か見ましたが、あんよの動きがとっても可愛いんです。動画が撮れておらず残念…。
このお立ち台でよくお座りしているこの大きい子はクラハシコウさん、わたしのイチオシです!ワカサギを持ってしてもなかなかお近づきになれないこのもどかしさ、シャイ!カワイイ!!写真では見えないのですが、お胸に赤いお禿箇所があって、それがハートのようでとってもキュートです。
いつかモロさん(この子のお名前です)にワカサギキャッチをしてもらうのが夢です。
餌のキャッチならこの子が大得意、オニオオハシ。
こちらはレストランゾーンからも行けますので、ランチ後に鳥まみれしたいときにはここもおススメです♡
外も楽しい鳥さんスポット!
さて、足長系の鳥さん達を見終わったら…そろそろ館内の空調に身体も慣れた頃ではないでしょうか?ここで一度、外で見られる鳥さんゾーンに参りましょう!
水辺の鳥さんコーナーの左手奥にある扉を抜けると…最初に入ったレストランゾーンの逆側に到着します。
出た先の目印は巨大文鳥。すぐ右手に見えます。
さらっと書きますけど、これめっちゃよくできてるんで間近で見て欲しいです。
文鳥を背に、そのまま右方向に進むと外に出られる扉があります。
ここは完全野外ゾーン、右手の池にはハクチョウやペリカンたちが自由気ままに泳いでいて、もちろんご飯をあげることもできます!外に出たすぐ右手にごはん屋さんがありますので、鳥さんの種類にあった餌をあげて下さいね^^
こんなパネルも設置されていて、旅の記念に一枚とるのも良い思い出になりますね!わたしはいつもぼっちだから撮れないけども!笑
奥の方に進むと、これまた珍しいエミューたちの登場です。
緑の柵の中にエミューがいますが、この柵はお客さんでも入ることが出来まして。初めてだとちょっと怖い気もしますが、変なことしない限り襲われることはないので遠慮せず入りましょう。
この日は最高気温が34℃とかなり暑い日で、エミューたちも口を開けてハァ…としていますが、ご飯をあげたらめちゃくちゃ元気でしたwエミューたちはかなりの勢いで餌を食べに来るので、備え付けのカップに入れて差し出すと安心です。
そしてこちらは野外のショーでも活躍している猛禽類たちが過ごしているお部屋!
次回の記事で紹介しますが、わたしはこの子たちが見せてくれるバードショーが掛川花鳥園の全イベントの中で一番好きです。なかなかお目にかかれないという貴重なところと、とにかくかっこいい!というところがおすすめポイント。野外のバードショーは毎日10:30から。雨や風量で見られないこともありますが、掛川花鳥園に来たらぜひ見て欲しいです!
そしてハシビロコウにも並ぶ人気なのではとひそかに思っているのがこの子たち。
長いまつ毛に細長い脚、容姿端麗部門No.1のヘビクイワシです!ショーに一生懸命なお顔もいいですが、キリっとお澄まししてるお顔も素敵です。なによりお胸のフカフカぁ…。顔をうずめたくなります。
先日行ったときに飼育員さんが水桶のお掃除をしていたんですが、ベルちゃんずーーーっと飼育員さんの背中を見てて離れようとしなかったんです。はぁ、いじらしい…カワイイ…ショーじゃないのに地面をキックしててsoキュート…
いいところ見られましたw
次回、絶対楽しい鳥たちのショーをご案内!
さて、今回は花鳥園で見られる鳥さん達をラララっと紹介してまいりました。全種類とはいきませんでしたが、わたしが特に好きな子たちをフォルダから漁りまくって紹介しました!
本当はショーもお土産紹介も一本記事にしたかったのですが、鳥熱がたまりすぎて膨大な量になったため、記事を分けます!
次回は「絶対見てね、鳥さん達の華麗なるショータイム」と題した、掛川花鳥園で見ることのできる鳥さんイベントを紹介します。
鳥と花の楽園、掛川花鳥園。スタッフの皆さんもとても親切で鳥・花好きな方がいっぱいです!時間を忘れるほど楽しめると思いますので、鳥好きな方もそうでない方も是非一度足を運んでみてくださいねー(*’▽’)ノ